一つの番組が放送されるまで

テレビ東京では、テレビ局の仕事や放送のしくみなどについて学ぶ「校外学習」を通じて、児童・生徒・学生の皆さんに「仕事や働くこと」について楽しく考える場を提供しています。

テレビ局のお仕事にわくわく、ドキドキ…

3つのステップを踏んだプログラム(約2時間)

「見る」「体験する」「話を聴く」という3つのプログラムを通じて、テレビ局の仕事とは実際にどんなものか、一つの番組が放送されるまでにいかに多くの人が関わっているかを学びます。

STEP1「見る」プログラム

DVDでテレビ局の概要や番組の作り方について事前学習します。

校外学習ドラマ
「事件はサブで起きている!」
六本木新本社を舞台に撮影したテレビ東京の仕事を紹介するドラマです。
これを見れば番組が放送されるまでにいかに多くの人が関わっているか、またテレビ局の仕事が放送だけでなく映画やイベントなどいかに多岐にわたっているかがわかります。

STEP2「体験する」プログラム

ニュース生放送の現場に潜入!

放送前の緊迫した報道局フロアに潜入!ニュースが生放送される現場を見学します。放送前のスタジオでは、キャスター席に座って原稿読みに挑戦したり、「なぜキャスターは原稿を見ないでまっすぐ前を見ながら間違えずにしゃべることができるのか?」という仕組みについてもこっそり紹介します。

取材・撮影 → 編集 → 放送 のプロセスを見学!

そしてサブ(副調整室)で、ニュースの生放送に立ち合います。各スタッフがどのような仕事をしているのかを見学するだけでなくタイムキーパーがストップウォッチのタイムをカウントして時間内にきっちりニュース番組が終了してCMに切り替わる瞬間に立ち会います。テレビニュースの放送が秒単位の世界だということを実感させられる瞬間です。

編集室では、取材した映像が放送用に編集されていく現場を見学します。編集機を操るプロの編集マンのすばやい手の動きによって、ニュース映像が完成されていく様子は圧巻!また「受配信室」では世界各地から送られて来る映像の様子を見学します。

STEP3「話を聴く」プログラム

最後は、「見る」「体験する」プログラムを通じて疑問に感じたことなどを率直にぶつける質問タイム!ご要望に応じて現場のプロデューサーやディレクター、アナウンサーなどから直接生の話を聴く機会も設けます。理解を深めその日の体験を完全に消化させることで、一人ひとりの生きた知識となります。

「テレビ局で仕事をしたいと思ったきっかけは?」「自分の何が強み?」「アナウンサーやディレクターになるための素質とは?」どんな回答が出てきたかは、皆さんが実際に自分の耳で聴いてくださいね!

たくさんの参加をお待ちしています!

児童・生徒・学生の皆さんの参加の様子やアンケートの内容は次の校外学習にフィードバックしています。様々な部署のスタッフが自分の家族を歓迎するような気持ちで対応しています。皆さんの参加をお待ちしています。

児童・生徒の皆さんから自筆のお礼状

校外学習終了後は、アンケート以外にも児童・生徒の皆さんから自筆のお礼状をたくさんいただきます。