テレビ東京ホールディングス
「FTSE Blossom Japan Index」に初選定
ESG対応を評価

当社は、ESG（環境・社会・企業統治）に積極的に取り組んでいる日本企業を対象とした株価指数、FTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄（現在310社）に初めて選定されました。同指数はロンドン証券取引所グループの評価機関FTSEラッセル社が算出しており、低炭素経済への移行を促進するため気候変動に関する企業の取り組みを評価しています。当社は昨年3月、FTSEラッセル社が算出するESG指数のうち、各業種の中で相対的に優れた企業を組み入れたFTSE Blossom Japan Sector Relative Index（同605社）の構成銘柄となり、今回も引き続き選定されるとともに、さらに構成銘柄の少ないESG指数にも選ばれたことになります。両指数は、世界最大規模の年金基金である日本の年金積立金管理運用独立法人（GPIF)が、ESG投資の指標として採用しています。

テレビ東京グループは石川一郎社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を 昨年 6 月に設置し、気候変動問題をはじめ人権尊重、ジェンダー平等などサステナビリティを巡る幅広い課題に取り組むとともに、持続可能な社会の実現に向けた活動を推進しています。
脱炭素については24年度末までにCO₂排出量実質ゼロ（対象はスコープ1・2）の達成をめざしており、すでに電力使用分の9割を再生可能エネルギー由来の電力に切り替え済みです。放送に関わる電力消費量を抑えるため、すべての生放送番組でスタジオ照明の照度を従来比で 2 割超引き下げるなどの施策も実施しております。
また経営の客観性、透明性などを確保するため取締役会の諮問機関として独立社外取締役が委員長を務める「人事諮問委員会」と「報酬諮問委員会」の2委員会を設置しています。今年度からは企業価値向上に向けたインセンティブの向上を目的に役員報酬に譲渡制限付株式報酬制度を導入するなど、コーポレートガバナンスの一層の強化に務めております。